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伝統桐箱・モダンにおしゃれに

かれこれ2年ほどお世話になっているこちらのモダンな米びつ。キッチン雑貨屋さんで発見するなり、なんだこのおしゃれな米びつは!と感動し、即ポチっとした思い出のお品。
ダイニングテーブルに置いていたこともありますが、木のぬくもりとそのおしゃれな形からか、インテリアの一部のようでした。利便性やデザイン性が今の住宅事情に合っていて、しかも「桐」という点が日本ならではだなと思い、このお品を選びました。

年間8000個販売のヒット商品

・1929年(創業92年)に福岡で創業した桐箱の製造販売をしている「増田桐箱店」

・博多人形や三味線などの伝統工芸品や美術品用の桐箱作りから始まった

・自社で桐の原木を管理する施設を持ち、桐の灰汁抜きという自然の力を利用した伝統的な桐材の漂白作業を行っている

・桐についてもっと多くの人に知ってもらいたいという想いから地元のデザイナーさんとチームを組み、2014年に桐の米びつを商品化。年間で約8,000個売れるヒット商品になった(2018年調べ)

・蓋を透明度の高いアクリルと、四方桟という桐箱伝統の技術により気密性を高め、倒しても蓋が外れにくくなっている

・1,3,5,10kgと4種類のサイズ展開を行っている

日本の桐箱に関して

・桐の原産は中国大陸で、日本へは奈良時代に仏具を納めるものとして箱類が使われたことがはじまり

・平安時代は鎧兜や刀などの武具が納められ、室町時代は茶の湯の流行で茶家の作成した箱が登場した

・桐は軽く、湿度に合わせて膨張または縮小し、湿気をコントロールするため、四季があり湿度の変化のある日本ならではの桐文化が発達した

・水に強いタンニン、そしてパウロニン、セサミンといった天然の防虫成分を持ち、古くから着物、医薬品、書物、調度品など、大切に保管したいものを桐箱に納め守ってきた

桐製品の取り扱い方

・水拭き・ワックスなどはNG。汗や水に切りが反応して変色する場合があるため、必ず「乾拭き」で清潔を保つ

・お米の入れ替えのタイミングはしっかりお米の粉を取り、風通しの良い日陰で陰干しをすると良い

・シンクの下の水道近くなど湿気がたまる場所避け、風通しの良いところに置く方がベター

お品の詳細

米びつ5kgサイズ
6,800円(税込7,480円)

公式オンラインショップにてお求めいただけます

https://kirihaco.shop-pro.jp

お品にゆかりのある神社

福岡県商工部観光局観光振興課 ご来福HPより引用

福岡県古賀市に位置する「増田桐箱店」。
古賀市の由緒ある神社といえば「五所八幡宮」さん。
11~13世紀頃に創建されたと伝わる市内でも随一の大きな神社。

・御祭神は應神天皇 ・神功皇后 ・玉依姫命 ・保食神 ・住吉三神

・神功皇后が三韓征伐の際に、みこしを休められた所と伝えられている

・境内には樹齢1000年級のクスノキが数多くあり中でもまるでムーミンが木をハグしているかのような「ムーミンの木」が注目を集めている

境内には木々が生い茂っていて、とても自然を感じられそうだと思います。福岡には修学旅行以来訪れることがなかったので、いつか行きたいなと思っています(*^^*)

mai