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じつは華やかなお酒「日本酒」

「どんなお酒が好きですか?」と聞かれると真っ先に「日本酒です!」と答えるほど、私にとって思い入れのあるお酒が日本酒。

社会人2年目で脱サラし、モデルとして駆け出しだった当時の私は、新丸ビルの飲食店にてアルバイトをしていました。そのお店では、毎月様々な蔵元さんを招いた素敵なイベントが開催されていたのです。

お酒について何も知らない私でしたが、そこで頂く日本酒はどれも甘みがあって、余韻に浸れてとっても華やかで…おじさんがく〜!っと飲むお酒というイメージしかなかった私には、目からウロコの体験でした。

人柄のにじみ出るお酒

時は流れて2021年。茨城県古河市の魅力をお伝えする映像のお仕事で青木酒造さんへ訪れた私は、その場で大ファンになりました。口にした瞬間、自然と笑みがこぼれるそのお味は、フルーティーで華やかで。スッと身体に浸透してくるような、優しいお酒です。

創り手の長である代表杜氏・箭内和広氏の「笑いながら造った酒には、癒しがある。飲んでいる人がやわらかい表情になる酒が造りたい」というお言葉からも、朗らかで人の良い雰囲気が伝わってきます。また、蔵元の青木知佐さんから積極的に発信されるSNSや知佐さんご本人の存在により、敷居の高いイメージの日本酒も身近に感じられるようになりました。

今回はそんな知佐さんにたっぷりと対談をさせていただき、さらには箭内さんインタビュー、また貴重な日本酒造りの体験と、盛りだくさんの内容となっております。YouTubeでは日本酒造りの体験・インタビュー全編がご覧いただけますので、ぜひそちらもご覧ください!

世界的な賞や評価を獲得している酒蔵

  • 茨城県古河市にて創業191年を誇る酒造
  • 代表銘酒の「御慶事」は、大正天皇御成婚の際に「最高のよろこびごと」という意味で命名
  • 地元の方々への感謝の思いを胸に、地産地消にこだわり茨城の酵母やお米を使っている
  • 2013年より箭内和広さんが代表杜氏に就任
  • 2014年頃から国内問わず数々の世界的な賞を獲得している
    – インターナショナルワインチャレンジ SAKE部門 純米吟醸酒の部 最高位 トロフィー賞
    – sake competition 純米吟醸部門ゴールド 特別賞
    – 全国新酒鑑評会 金賞
    – JAL国内線ファーストクラス、国際線ビジネスクラスの提供酒

日本酒造りを体験

日本酒は大きく分けて12の工程で造られ、今回はそのうち2つの工程を体験させていただきました!

こちらは蒸したお米を空気に当てて冷却しているところです。空気中に広がる蒸したお米の良い〜香りの中、やけどに注意しながらせっせとひっくり返しましたがびっくりするほど「無心」になります・・!一点集中して淡々と行うことで、まるで瞑想をしているようでした。

こちらは蒸米を麹の入っているタンクに入れて混ぜている「仕込み」の工程。

軽々とリズミカルに行っている杜氏さんとは打って変わって、全く棒が動きません。はしごの上で踏ん張りながら、身長よりも長い棒を使って何トンもあるものを混ぜるというのは、本当に疲れます!職人さんはこれを毎回の仕込みで行うなんて・・。一口一口有り難くいただこうと心に決めた瞬間でした。

また、驚いたのはその「香り」。メロンや桃のようなフルーティーで甘みのある香りが漂っていました。

代表杜氏・箭内和広さんにインタビューをさせていだきました。真剣でありながら、朗らかで優しい雰囲気を醸し出されている箭内杜氏。「幸せの日本酒」を造る上での極意をお伺いしました。ぜひ全編YouTubeでご覧ください!

専務取締役の青木知佐さんと対談

知佐さんと私は同世代であり、女性として家業である酒蔵に入る際のエピソードをたっぷりお伺いしました。知佐さんの魅力ある人間性を垣間見れる内容となっています。

日本酒と洋食のペアリングの可能性や、知佐さんオススメの日本酒の楽しみ方もお伺いしました。驚いたのは日本酒とチーズやトマトに代表されるイタリアンが合うというお話。これは一度チャレンジしてみたいです。
私自身のレストランでのエピソードも交えながら、同世代の女性が楽しめる日本酒の飲み方をたっぷりお話しました。

30代の働く女性として、知佐さんの考える「働き方」をお伺いしました。「行動してから考える」その決断力が潔くかっこいいなと感じました。
情報も働き方も多種多様になり、私を含め頭で考えて迷うことが多くなったのと感じる現代の女性たちに、気づきをくださるお言葉をいただきました。ぜひこちらも全編YouTubeでご覧ください!

お品の詳細

<御慶事 純米吟醸 ひたち錦>
720ml:¥1,700(税別)1,800ml:¥3,400(税別)
インターナショナルワインチャレンジ2016 SAKE部門 純米吟醸酒の部 最高位 トロフィー賞
全米日本酒歓評会 2016 吟醸部門 最高位 グランプリ
SAKE COMPETITION 2015 純米吟醸部門 第3位

<御慶事 純米銀賞 雄町>
720ml:¥1,800(税別)1,800ml:¥3,600(税別)
雄町サミット 吟醸の部 優等賞
SAKE COMPETITION 2019 純米吟醸部門ゴールド、特別賞
JAL国際線ビジネスクラス・国内線ファーストクラス提供酒

<御慶事 大吟醸>
720ml:¥4,000(税別)1,800ml:¥8,000(税別)
全国新酒鑑評会 金賞

季節ごとに造られる「生酒しぼりたて」や「超低温貯蔵 」などの限定品も。「2017年夏の生酒」は世界的なワインのポイント評価・パーカーポイント90点を取得されています。

ご購入は青木酒造さんのHPからも
http://shop.aokishuzou.co.jp

都内百貨店や茨城のアンテナショップ等で販売会をされることもあり、その際はインタビューを受けてくださった知佐さんご本人が店頭にいらっしゃることもあるそうです。

お品にゆかりのある神社

今回ご紹介するのは青木酒造さんの会社内にある「竹井稲荷社」さんです。
御祭神は、ウカノミタマノオオカミ(稲荷大神)。ご利益は五穀豊穣、商売繁盛、家運繁栄など。

青木酒造さんでは初午(立春のあと、最初の午の日)に今年一年の願いを込めて、油揚げなどのお供えものするそうです。また、創建時期は不明で、御本殿の御札に大正という表記もあることから、その頃だろうとのこと。自社の神社がお祀りされているのは、200年近いの歴史と伝統のある青木酒造さんならではだなと感じました。

取材後記

知佐さんに同世代の働く女性としてたくさんのお話をお伺いでき、私自身とっても楽しかったです。
「必要に迫られた時こそがタイミング」「考えても仕方がないからやってみる」そんな知佐さんの覚悟と積極性のあるお言葉が心に響きました。

そして、日本酒造りを体験させていただけましたこと、本当に貴重でありがたい経験でした。実際携わらせていただき感じたことは、なんとお手間のかかるお仕事なの!ということ。職人さんたちに感謝しながら、その一杯をいただきたいなと思いました。
青木酒造さんの最大の魅力である「お人柄の良さ」もまた実感!これぞ口角の上がる美味しいお酒・幸せのお酒なんだと思います。
ぜひ、皆さんも青木酒造さんで「わたしの一杯」を見つけてみてください!

mai